久しぶりの海外は台湾へ②<台中日帰り>

5年ぶりの台湾旅行、前回の台湾では台南を訪れたので、今回は台中へ日帰り旅行することにした。台北駅から高鐵HSR(新幹線)に乗り、台中(Taichung)まで約50分。

台北 09:31 発- 台中 10:18着
チケットは事前にネットで予約購入して往復料金:$1400
切符は台北駅で出発前日に引き換えた。(パスポート必要)

高鐵「台中」駅到着 
新幹線の駅から台中市内まで離れているので、台鉄かバスで移動する必要がある。高鉄台中駅から台鉄「新烏日駅」に移動し電車で12分ほど。

台鉄「新烏日」駅の方に行ってみた。2021年に台中MRTも開通したようでMRT乗り場もある。地図を見ると宮原眼科など、今回行く観光スポットの近くにMRTの駅はないので利用しなかった。

台鉄「新烏日」駅に鉄道グッズやお土産店

最初に彩虹眷村(Rainbow Village)に行きたかったので、高鐵「台中」駅からタクシーで向かった。高鉄「台中」駅からタクシーで12分で着いた。

彩虹眷村は住人のおじいちゃんが描いたカラフルな絵が観光スポットとなっている。

入口は閉まっていて中に入れないのかな?と思ったら休業日だった。
出発前にネットやGoogle map見ても月曜日休業なんて情報はなかったのに。
試験運用で6月30日まで営業時間はam9:00-pm5:00 (月曜日は休業)と張り紙に描いてあった。

独特な色使いとイラスト。

アジア人観光客が多かった。

彩虹眷村のバス停。台北と違ってほっこりするこの風景がお気に入り。

タクシーで審計新村にやってきた。
審計新村は1960年代に建てられた政府職員のためのミッドセンチュリー モダンの寮をリノベーションした商業施設。クラフトマーケットや起業家の拠点となっている。

審計新村には雑貨店やカフェなど20件ほどが出店。ハンドメイドのアクセサリーや台湾スイーツ、マーケットなど、台湾の若いクリエイター達のおしゃれなショップが軒を連ねる。

台南のアートスポット Blueprint Cultural&Creative Park(藍晒圖文創園區)に似ているが、台南の施設より小さく、アート作品も少ない。でもここの方が可愛いショップが多かったので結構長居してしまった。

小日子商号
台湾のライフスタイル雑誌「小日子(シャオリーズ)」のお店。
センスの良い小日子のオリジナルグッズ、雑誌のバッグナンバー、ドリンクが売っている。

あまりのも汗をかいたので「小日子」のロールオンタイプのフレグランスを購入。
台湾に来ると漢字がかわいく見えてしまうから不思議。

台湾らしい可愛いポストカードが売っているお店。

このお店は未来にはがきを届けてくれるそうで、台湾の国内だけではなく、海外へも投函してくれる。
KerKerland

投稿はしなかったけど、イラストのポストカードには中国語でメッセージが描いてあり、かわいいのでお土産に買った。なんだか心あたたまるお店だった。

Là JIA BONG 来呷弁 LAB 
出発前に台湾人のインスタで見つけた、審計新村にある可愛いカフェ。
カフェにいた台湾人は私に「日本人?」と聞くと、一人で日本から来た私の写真を何枚も撮ってくれた。みんな、優しい。後で写真を見ると20ポーズ以上も写真も撮ってくれた。多すぎて笑った。

ランチメニュー「松露肝腸飯」って何??
ソーセージがのったトリュフフレバーライスのことだった。今はgoogleカメラで簡単に翻訳できて便利。
メニューは他には冷奴など、お豆腐。小さな電気炊飯器に入ったご飯は注文してからできあがるまで約20分かかる。店員が食事のシステムを一生懸命、日本語で説明してくれた。

店員に呼ばれて冷蔵庫の扉をあけると注文した物が入っているしくみ。なんてかわいいシステムだろう。こんなの東京で見たことない。

松露肝腸飯 330元 
卵とソーセージがのったトリュフ味のご飯は美味しかった。もろ台湾の味。
小さい炊飯器の器は新しい物を持ち帰ることもできるし、返却すれば返金してくれる。

Là JIA BONG 来呷弁 LAB 
403台中市西區民生路368巷4弄10號1樓 (審計新村内1F)

午後から通路にマーケットが増えてローカルの若者で賑わってきた。

スイーツ店、「Two Day 日日鬆餅」

タピオカミルクティーパンケーキ。
焼きたてのスフレパンケーキはふわふわでミルクティーとよく合って美味しかった!

ローカルの若い女の子達は皆、プリンを食べていた。

審計新村 Shenji New Village
403台中市西區民生路368巷4弄8號

最後に宮原眼科へ。レトロでフォトジェニックな宮原眼科は台中に行ったことなくても有名だよね。宮原眼科は台湾が日本の統治下にあった1927年(昭和2年)に建てられた病院。この歴史的な建造物を、パイナップルケーキで有名な日出グループがリノベーションしてスイーツ店「宮原眼科」となった。

美術館のようにシックでゴージャスな内装。

宮原眼科は写真で見るより美しいスイーツ店だった。フロアには美味しいスイーツやアイスクリームが何種類もあってみているだけでも楽しい。

レトロなパッケージは何種類もあり、デザインに惹かれる。

お菓子のギフトパッケージがどれもおしゃれすぎ…値段も高かったけど。

パイナップルケーキのパッケージデザインもレトロ。

宮原眼科のメロンシェイク。180元(約800円)
量もたっぷりですごく美味しかった。宮原眼科のアイスクリーム店は大人気で行列だった。

臺中驛鐵道文化園區 (旧台中駅舎)
旧台中駅舎に鉄道やホームなどが残っており、鉄道ファンはもっと楽しいかも。
中は展示スペースになっている。

鐵鹿大街 (グルメタウン)

台鉄の台中駅

無為草堂(茶芸館)や台中国家歌劇院(オペラハウス)にも行きたかったけど、時間がなくなってしまった。新幹線の指定席を予約していたので夕方の高鐵で台北まで戻った。台湾新幹線は東海道線と同じく平日でも結構混んでいた。

台北に戻ってから夕食。本日は水餃子の人気店、「巧之味手工水餃」済南店で軽い夕食。
テイクアウトのローカル客が並んでいて繁盛していた。

注文は紙に書いてオーダー。水餃子は3種類あり、1種類、5個以上でオーダーすること。
招牌水餃每包(150元)(看板メニューの水餃子)/韭菜水餃每包(150元)(ニラ水餃子)/干貝水餃每包(200元)(帆立水餃子)。日本語メニューもあるので安心。

左から看板メニューの水餃子、ホタテ水餃子、酸辣湯(サンラータンスープ)。これで500円弱。餃子のタレや小皿料理は、店内のコーナーから自分で取る。
昨日の引き続き、台湾行きの飛行機からお腹の調子が悪く、これしか食べられなかった。
昨日の「金品茶樓」の小籠包よりここの水餃子の方が美味しかった。特に緑のホタテ貝柱の入った水餃子はまた食べたい!酸辣湯も美味しかった。

「巧之味手工水餃」 OPEN 11:00~19:00 定休日:日曜日
台北市中正區濟南路二段6號 (善導寺駅から7分位)
Google Mapで見つけて口コミの評価が良かったので行ったが、安くてうまくて満足。

食後はホテルのある中山に戻って、誠品書店へ寄った。誠品書店は本だけでなく雑貨や洋服など色々お店が入っている楽しい商業施設。夜遅くまで営業しているのも嬉しい。

「秋刀魚」という雑誌は、日本をテーマにした旅行雑誌。私は中国語は読めないけれど台湾の雑誌や旅行本は写真もテーマもよく、街歩きのヒントになる。

Travelコーナーに見つけた本、『本地 The Place 08: 台北』を買った。台湾のローカル文化を紹介する雑誌『本地 The Place』は、日本のメディアではまだなじみのない「桃園」「台南」「屏東」「台東」の各地域を独立して紹介している。

本地(ローカル)の最新の魅力を伝えるガイドとして一人旅の参考になった。写真のセンスがも好き。台湾出発前に読みたかったな。

本日も歩き疲れた~。連日気温は32℃でかなり日焼けした。
翌日はまた迪化街エリアに行き、街歩きの続き…




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