オーストラリア 無料でファームステイできる理由

グッダイ!オーストラリアではファームステイやホームステイを無料で受け入れている民家や施設があるんです。

DSC02270約2年前、WWOOF(ウーフ)と言うシステムをケアンズ郊外で視察してきた時のレポートです。WWOOF(ウーフ)とは、宿泊場所や食事を無料で提供してもらう代わりに、牧場や果樹園などで無償で働くシステムです。
日本でも九州や沖縄などであるようです。

このシステムはワーキングホリデーなどでオーストラリアに長期滞在していた人しか知らないと思いますが、今回のケアンズ郊外の訪問先のファームではヨーロッパの若者が多くロングステイしており日本人やアジア人は殆どいませんでした。

ケアンズまでは成田からジェットスターで約7時間半。
空港でレンタカーを借り、ケアンズから北方面のマリーバ~キュランダのWWOOF(ウーフ)の受け入れ先をしているファームやお宅めぐりをしました。

その中で一番良かった無料ファームステイ先を紹介します。

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ケアンズからキャプテンクックハイウェイを走り、約1時間半。

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ドラインブインで売っていたスイカ。
物価が日本より高いケアンズだがフルーツだけは日本より安かった。

Mareebaマリーバという、小さな村にある、
オーガニック・ファーム”Papa Juan” に到着。

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マンゴーをメインとしたフルーツファームです。
広大な敷地にマンゴーの木は約700本、他にライムなどのシトラス系の木が300本。

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さすがオーストラリア!
ファームもゴルフ場並みに広くて気温34℃の中、歩いて回るのは大変!
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ファームのオーナー。 オーストラリア・アクセントが強くて英語聞き取るのちょっと大変だったけど、とっても優しいおばあさんでした。
となりはここで長期労働中のイタリア人のWWOOFer(ウーファー)

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ここでWWOOFer(ウーファー)としてファームステイしているフランス人カップルです。
彼らはワーキングホリデービザでシドニーに半年以上滞在していたが、VISAを延長したい為ケアンズに渡りこのファームで3か月働くそうです。
農家で3か月働くとセカンド・ワーキングホリデービザを取得できワーホリが1年以上に延長できるらしい。

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彼らの主な仕事は午前中マンゴーやライムの収穫、雑草取りなど。
ベッドと食事をタダで提供してもらう代わりに無償で1日5時間働くのがWWOOFシステムです。炎天下の中、重いフルーツを運ぶのはかなりの肉体労働。

DSC02262ここはウーファー達の朝食場所。朝はセルフで。
ランチと夕食はホストであるママや娘さん夫婦が作ってくれます。

DSC02236ウーファー達がステイするアコモデーション。
シャワーやランドリーは別途あり。

DSC02240 カップル用の部屋(キャンピングカー)

無償で宿泊と食事ができる分、だいたいどこのステイ先も2人~4人部屋でした。
ファームやワイナリーのステイ先の中には外の汚いほったて小屋のような所に泊まる事が結構ありましたが、ここはホストファミリーもすごく良い人達だし、バスルームや部屋も清潔でかなり良い方。
そこが有料のファームステイ体験とは違うところ。

IMG_0388 Thank you!

ケアンズ郊外はすごく田舎だから車で30分位行かないとコンビニみたいな商店もないし、どこのファームも街まで遠いからケアンズ中心地には休日しか行けないらしい。夜は退屈ですね。

大自然の中で暮らすには虫と退屈が嫌いな人は無理です!
体力あってたくましい人じゃないと1か月以上のステイはしんどいかも。
無料で海外に数か月滞在できるのは良いけどね。

ちなみに私はクライアントの依頼で視察に行ったので、ファームステイには全く興味ありません。

“オーストラリア 無料でファームステイできる理由” への2件の返信

  1. 私の最初のウーフは2年前のケアンズ、マリーバーのちょっと先のMutchilba というところでした。3か月で5か所回りましたが、労働時間は2時間から6時間、平均で4、5時間くらいでした。有機農家は一軒だけでした。住まいもテントあり、キャンピングカーあり、一軒家の普通のベッドルームのような所もありました。ニュージランドでも3か月ほど、5か所でウーフしましたが、有機農家は一軒もありませんでした。馬の世話したり、DIYのような仕事したり、チエンソーで木を切ったり、色々でした。ど田舎がほとんどなので、水道は川から引いたり、雨水を使ってるところがほとんどなので、多少濁ってる事もありました。トイレも大は桶の中、終わった後はおがくずをかぶせる、ような所もあり、小は女性も森の中でしてください、というところもありました。 フィリピン、マレーシア、シンガポールでもウーフしましたが、ウーフホストが少ない国は有機農家が殆どですね。 因みにオーストラリアはウーフホストが2500か所ほどあるので仕事内容は色々選べます。私が聞いた最高年齢のウーファーは82歳です。因みに私は65歳です。

    • Hideさん

      返信遅くなってすみません。ウーフ経験のコメントありがとうございます。
      その年齢で色んな場所で何か所も経験されたとはすごいですね。
      私も数か所実際に見学して話を聞きましたが、女性の私から見たら、
      猛暑の中の肉体労働は過酷、宿泊場所はちょっと不潔、田舎過ぎて退屈、と言う印象でした。

      私は大学生の代理でウーフブックを見てケアンズから行けるエリアで何件も電話やメールしたのですが、
      結構、人が足りてたり、ちょうど農作業がなかったりした時期で何件か断られました。

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