伊勢神宮へお礼参りの旅~(外宮編)おかげ横丁で松阪牛ステーキ丼ランチ

今年も残りわずかとなった12月。名古屋に用事ができたついでに三重県の伊勢神宮まで足を延ばして参拝することにした。新横浜から新幹線で名古屋へ。名古屋から伊勢へのアクセスは便利なデジタルチケットを事前に購入して近鉄特急&バスを利用した。


今回利用したのは伊勢神宮参拝デジタルチケット。これは、近鉄の往復乗車券と特急券、そして現地のバスフリー区間がセットになったお得で便利なチケット。スマートフォン一つで乗車から参拝エリア内の移動まで完結するため、スマートな旅を実現できる。

名古屋から近鉄特急に乗り車窓を流れる景色を眺めながら、約1時間半の快適な移動であった。関東から伊勢神宮まで道のりはやや遠い。

伊勢市駅到着。大好きな海老せんべいのお土産が沢山あって嬉しい。

三重県の伊勢市駅に到着。鳥居を区切れば参道。

伊勢市駅の手荷物預かり所にホテルで荷物が受け取れる宅配サービスがあるので、スーツケースを預けた。13時までの受付で料金は1,150円。
伊勢市駅には戻ってこないので、コインロッカーよりこの方が楽で助かる。

外宮参拝前に参道沿いでおやつを食べた。 

どこか懐かしいレトロな地元の牛乳店 山村みるくがっこう 外宮前店
創業大正8年(1919年)の山村乳業が直営するミルクスタンド

山村牛乳のほか、山村コーヒーや山村フルーツ、山村ヨーグルト、山村ぷりん、山村ソフトアイスなど山村乳業が作るすべての商品を販売している。

プリンと迷ったけど、粒あん入りの揚げパンソフトを食べた。テーブルが牛乳瓶のフタになっている。

揚げパンは注文後に揚げてくれるため、アツアツの状態で提供される。揚げパンはふんわりとした食感。

お参り前に色々食べたくなってしまう…

伊勢神宮の正式な参拝順序は、まず外宮(げくう)を参拝し、次に内宮(ないくう)へ向かうのが習わし。外宮の入り口の火除橋(ひよけばし)を渡ると神域に入る。外宮は左側通行。
理由は手水舎(てみずや)が左側にあるからだそう。

手水舎で身を清めた後、正宮(豊受大神宮)を参拝し、その後、別宮(多賀宮、土宮、風宮など)へ向かうのが正式なルート。

外宮の主祭神は、衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)。12月ということもあり、境内は凛とした厳かな空気に包まれていた。皆、鳥居の前で一礼して入る。
鳥居をくぐると空気がスッと変わる感覚を感じる神社があるが、伊勢神宮外宮では感じなかった。 

伊勢神宮外宮の参道や境内では、神聖な場所の象徴として鶏(ニワトリ)を見かけた。 鶏は神様のお使いとされており、伊勢神宮でも神聖な存在とされている。

正宮 豊受大神宮(とようけだいじんぐう):衣食住の神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮の中心。日々の感謝と国家安泰を祈る場所。
私も個人的な願い事はせず、日頃、幸せに生活できている感謝のみした。
鳥居をくぐったら中は撮影禁止。

風宮(かぜのみや):風雨を司る級長津彦命しなつひこのみこと級長戸辺命しなとべのみことをお祀りしている。

別宮(べつぐう) 土宮(つちのみや)
地主の神である大土乃御祖神おおつちのみおやのかみをお祀りします。別宮で唯一、東を向いている。

式年遷宮御敷地(しきねんせんぐうみしきち)
式年遷宮は20年に一度、社殿や御装束(おんしょうぞく)・神宝しんぽうをはじめ全てを新しくして、大御神に新宮にいみやへお遷りいただく日最大のお祭りです。

最後に参道の途中にある神楽殿でお守りと御朱印をいただいた。
伊勢神宮外宮は歩きやすいので30分~60分でお参りできる。
内宮の華やかさとは対照的に、どこか落ち着いた地に足のついたエネルギーを感じられるのが外宮の素晴らしさ。

せんぐう館の横にある「勾玉池」のほとりで一息 。
初夏には花菖蒲が咲き誇る美しい池。

開運鈴守
開運を祈願した勾玉型のお守り。清らかな鈴の音により運が開かれます。お守りには伊勢神宮とは書いていない。

外宮から内宮へは、先述のデジタルチケットに含まれるバスを利用した。下車する時にスマホのQRコードを見せればOK。バスで内宮まで10分位。平日の午後でも結構人が多い。

内宮到着後、参拝前におかげ横丁で昼食を食べることにした。

伊勢と言えば、赤福。後で食べようと思って忘れてしまった。

松坂牛にぎりや海鮮串焼きがあって、食べ歩きフードはどれも美味しそう。

迷ったけどあまり時間がないので、おかげ横丁の一角に構える二光堂 寶来亭(ほうらいてい)で昼食をとることにした。伊勢に来たからには、やはり松坂牛を堪能しなければならない。

松坂牛のミニステーキ丼と伊勢うどんのセット。2,980円(ロースを選択)
まさに「伊勢の美味しいとこ取り」ができる。
口の中でとろけるような肉質と、香ばしい炙りの香りがたまらない。お肉の上に紫蘇が載っているのも良い。

そして、伊勢のソウルフードである伊勢うどんも欠かせない。太くて柔らかい麺に、見た目ほど濃くないたまり醤油ベースのタレを絡めて食べる。
でも、讃岐うどんのようにコシがあってダシ汁で食べるうどんの方が好き。

午後2時を過ぎたので先に伊勢神宮(内宮)でお参りしてから、おかげ横丁に戻ってくることにした。おかげ横丁~鳥羽のホテルにつづく…

伊勢神宮(外宮)ISE Jingu

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