TXTのLondon The O2 ライブ観戦レポート

昨年、K-POPにハマりロンドンまでライブを観に行ってしまった。私の推しは韓国発グローバル男性グループ、TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー略してTXT)。最近、軍隊除隊のニュースで話題のBTSと同じ事務所HYBE所属の5人組だ。
3月のEuro Tour 5か国のうち、London The O2アリーナ公演に東京から行ってきた。TXTの後輩、ENHYPEN(エンハイプン)も今年の8月にロンドン The O2アリーナでコンサートをするので、日本からO2アリーナまで観に行く人の参考になれば幸いです。滞在中にロンドンの地下鉄でYOASOBIのロンドン公演の広告も見た。Sold outおめでとう!

昨年11月、初めてTXTの京セラドームのアンコールライブを観たらすごく楽しくてすっかりハマってしまった。アーティストとファンが会場で一体となって歌う。まるで中学生の頃に戻ったような高揚感だった。推し活にも色々あるけれど、私の場合はやはりLIVE会場が一番楽しい。元々、旅好きなので地方まで遠征するのも楽しくて。

Tomorrow x Together

いつかヨーロッパでコンサートを観たいと思っていたら、昨年末にTOMORROW X TOGETHERのユーロツアー2025の発表があった。来年は夏休みにロンドンに行きたいなと思っていたところ、TXTがロンドンでライブをするではないか!ヨーロッパに行くなら夏が良かったけれど、3月のライブチケットを迷わず購入した。

チケットは会場のThe O2のアプリをダウンロードして入場時に電子チケットを見せるだけ。一応、会場にパスポートも持参した。

海外のチケットサイト、axsでシートを選んでイギリスポンドで購入。チケット代金はポンドの為替の関係で日本公演の2倍。座席は先着なのでステージ正面の良い席をクリックすると”Sorry! Sold Out!”と表示が出てきて焦った。なんとか1Fのステージサイドのスタンド席のチケットを取れた。これがBTSほど人気アーティストだと座席を選んでいる間に完売してしまうらしい。実はaxsでチケットを買ったけど席が遠かったので、後日Ticket MaterのResaleで買い直した。axsで買ったチケットは無事に1週間前に定価で売れた。

Ticket Masterなど、初めて海外のチケットサイトで英語で購入する人は、事前にアカウント登録をしてクレジットカードやPaypalの登録を済ませて、発売中のアーティストで予行練習をすることをお勧めする。最近はカード会社のセキュリティが強化されて海外のサイトではすぐに決済できなかった。カード会社から本人認証を求めるSMSがきたので、キープしていた席はタイムアウトになりやり直しすることになった。

日本ではライブチケットは抽選で直前まで座席が分からない。しかもファンクラブ先行発売でもチケットが当選するか分からない。会場のキャパが小さいとFCでも抽選で落選する人もいる。海外のコンサートチケットは発売日に先着で座席を選べる。座席カテゴリーにより値段は違うが、日本のドーム公演より確実に近くで観れる。それが海外でライブを見たい理由の一つ。日本と違ってスマホの動画撮影は禁止ではない。

気になるロンドンの費用だが、航空料金がコロナ以降高騰した。
通貨1£=約192円 (ロンドンの物価は東京の2倍以上)

【往復航空券】アシアナ航空 (羽田⇔仁川経由ロンドンヒースロー)16万円
【ホテル】約19万円 7泊
そのうち1泊はThe O2アリーナ直結のインターコンチネンタル1泊63,000円
【コンサートチケット】32,700円(スタンド席1F SECTION 112)
【ETA】U.K入国の電子VISA £10(約1900円)
【食費】1日約1万円 (ランチ3,000円、夕飯5,000円 カフェ2,000円)
※2025年1月からイギリス入国(乗り継ぎ含む)には電子ビザが必要なので要注意

ANAやブリティッシュエアウェイズなどの直行便の料金は30万円だった!なので、アシアナ航空で羽田発→韓国の仁川空港乗り継ぎでロンドンのヒースローまで行った。

The O2があるロンドンのノースグリニッジ駅。すごく綺麗な駅で駅から会場まで迷うことなく5分で行ける。

the O2 London
ライブ当日のみ、InterContinental London – the O2に宿泊するため、荷物を預けに10時頃やって来た。TXTの先輩、BTSも2018年にここでライブをしたらしい。

横浜公演にはこのサイネージ広告がなかったからこれだけでテンション上がるわ~
まだ午前10時なのでVI.I.P席の海外MOA(ファンの名称)が並んでいるだけで静か。

ツアーグッズは午前中から販売。日本の様に予約制でなく日本公演ほど混んでいない。ライブ会場内でも販売している。

16時頃、ロンドン中心地から再びInterContinental the O2に戻って、お部屋にチェックインして夜の会場時間まで待った。

Aronaタワーにアップグレードされて、キッチン付きの広いお部屋だった。一人では贅沢なお部屋。1泊6万円したけど、福岡のPayPayドームのヒルトンみたいに会場直結リンクがあって楽。ロンドンで夜遅くに一人で地下鉄で買える必要がないので安心。

窓の景色はO2アリーナ。O2アリーナは映画「007 The World Is Not Enough」のロケ地でもある。

インターコンチネンタル宿泊者はThe O2にアクセスできるルートがある。

The O2は大型ショッピングモール。だいたい東京にもあるブランドばかり。

レストランフロアには日本の丸亀製麺もあった。ちなみにKake Udonは£4.95(約970Yen)
日本でかけうどんはいくらか知らないが、ロンドンでは破格の安さ。

ヨーロッパのMOA(ファンの名称)も日本みたいにライトスティックやうちわ、推しのグッズをつけている子が多かった。皆、服装が個性的。日本と違ってパステルカラーの下着のようなな露出の多い女性が多かった。私はどう見ても保護者のママ。

そんな私にもイギリスMOAちゃんが手作りのソンムルをくれた。K-POPの「ソンムル」とは、韓国語で「プレゼント」を意味し、K-POPファン文化として、ファン同士でプレゼントを交換する習慣のこと。私はそういう習慣がある事をここで初めて知った。

日本みたいにコンサート会場の特典のランダムトレカがないので、ファンの子がメンバーの手作りトレカとか作ってランダムで配っていた。

ライブは18:00開演の予定がかなり遅れて結局19:30過ぎにスタート。日本と違って開演時間過ぎてもまだ来場している人が多いし、グッズやビールを買いに並んでて中々席に戻らない。
入場時に空港のように荷物検査があり、お水などの液体は持ち込みできず没収される。持ち込めるバッグはA4サイズまでなので要注意。それ以上大きな荷物は有料で預けなくてはいけない。(10ポンド) 

スタンド席1F SECTION 112 U列からの見え方。
メインステージには近いがステージ横なのでモニターは見えにくい。周囲に空席が結構あると思っていたら皆、会場時間に来ないだけで開演時間直前に満席になった。MOA棒も日本みたいにアプリで座席と連動しない。

ユーロツアーでももちろんスローガンが配られた。
隣のイギリスMOAちゃんはスコットランドから飛行機に乗って来たSOOBINペンだった。

Beomgyu(ボムギュ)の誕生日3/13に横浜Kアリーナで行われたライブから約2週間。いよいよ始まる!

TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE> – EP. 2 – IN EUROPE
ロンドン公演 アンコール曲は日本やソウルと違ったが構成は全く同じ。トークは英語で最後の挨拶だけ韓国語だった。英語ネイティブのカイよりテヒョンの方が英語で話していた。

オープニングは黒のスーツでモデルみたい。アーティストを近くで見ると皆、背が高くて男らしかった。 TXTの4人は身長180cm以上。
スタンディングだけどアリーナにすれば良かった!とちょっと後悔。日本と違って海外は動画撮影もOK。

”Danger”のパフォーマンスはかっこいい!
海外のファンもすごい声援で一緒に歌っていた。日本と違って、MOAが大合唱する曲は”Back for more”とか英語の歌が多い。
前日に私のミラーレス一眼カメラのレンズが動かなくなり、古いスマホで画像が悪いのが悔やまれる。

私はYEONJUNのソロ曲「GGUM」が大好き!ヨンジュンはダンスが上手いだけでなく、歌詞に合わせて表情を変える表現力がすごい。アリーナの客席まで降りてきた!
トーク中にBEOMUGYUも”My favorite”と言ってヨンジュンのGGUMの真似をしていた。その真似しているボムギュが面白くて好き。

横浜公演のBeomgyu(ボムギュ)のテンションが高くてすごく面白かったので、ロンドン公演ではBeomgyuがいつもより少し元気がないように感じた。ダンスや歌はかっこよかったけれど、私はボムギュの奇行とも言えるハイテンションな動きや面白いトークが大好きなので。
後日、体調があまりよくなかったと言っていた。

3時間も激しく踊るのって想像以上に疲れると思う。しかもワールドツアーではトークも日本語や英語で話すから語学の勉強も大変。アイドルはビジュアルだけじゃなくて影で本当に努力していると思う。

アンコールで私の大好きな曲、“Do it like that ”を歌ってくれた!2023年の曲なので今回のツアーでは一切歌っていないので超嬉しい!
3月に横浜で同じツアーを観たばかりだが、ヨーロッパではアンコールの曲は全然違った。アンコールは3曲。ちなみに横浜KアリーナではMOAとコール&レスポンスが完璧で7曲も歌ってくれて感謝。

アンコールで私の推し、ボムギュ(최범규)が黒縁メガネをかけて出てきた。銀縁メガネはたまにかけているけど、黒縁メガネ姿は過去の写真でも見たことがない。私は黒縁メガネフェチなので嬉しい。

ライブの最後にTAEHYUN(テヒョン)が「練習生になった時からロンドンで公演するのが夢だった。次はロンドンで大好きなOasisの曲を歌いたい!」って言っていたのが印象的だった。

楽しい時間はあっというまに過ぎる!私も3時間立って歌って、意外と体力があることに驚いた。これなら椅子のないアリーナでもいけたじゃん!

大人になって海外までライブを観に行けるって幸せなこと。仕事はかなり強引に休んだけれど。私は死ぬ前に後悔したくないから、自分の好きなように生きると決めた。
快く「いってらっしゃい」と言ってくれた私の旦那にも感謝。

「おばさんだけどK-POPアイドルのコンサートに行っていい?」とか、「海外一人旅してみたいけど勇気がなくて迷ってる」って言っている人をSNSでよく見るけど、私には理解できない。そういうネガティブな人にはこの本をおすすめしたい。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール  ビル・パーキンス
嫌われる勇気 岸見 一郎 、 古賀 史健

私は普通の社会人より自由に生きてるけど、病気になってから家族や友人に「本当は~したかった」って言いたくないじゃん。「思い立ったが吉日」、K-POPファンの間でよく聞く「推しは推せる時に推せ!」その通りだと思う。

翌朝起きると3/26 ボムギュのソロ曲”Panic”が配信されていた。
범규 (BEOMGYU) ‘Panic’ Official MV
私はギターを弾いてるBeomgyuが好き。

翌朝、インターコンチネンタルホテルO2のプール。ジャグジー付き。

Barラウンジからはテムズ川が見える

ロンドンでTXTのメンバーが行った場所。アーティストが行く前に私が先に行ってたから聖地巡礼ではないw

タワーブリッジの前にあるタワーヒル。TAEHYUNがここで写真を撮っていた。

Covent Garden  
大道芸人もいる観光客向けのアップルマーケットはトゥバ5人で行ってた。

5人で歩いていたロンドンのチャイナタウン

TAEHYUNの代わり?にOasiaのアルバムカバー撮影した通りにも行ってきた。

ロンドンではDavid Bowieの聖地巡礼もしてきた私。デビッドボウイが録音したスタジオの跡地。私が初めてチケットを買って観に行ったコンサートはDavid Bowie。
15歳の時なので遠い昔の話だけど、この時のライブで聴いた曲やステージの演出は、今も私の脳内で映像化されている。この時にアーティストのトークが分かるように英語を勉強しようと思ったっけ。今は韓国語の勉強をしている。 

最後まで読んでくれた方、オタクの話にお付き合いしてくれて、どうもありがとうございました。

TOMORROW X TOGETHER ‘Step by Step’ 


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