ソウルの鍾路区に位置する、익선동 (益善洞, イクソンドン) は韓屋 (ハノク) をリノベーションした飲食店やカフェ、ショップが集まる人気のエリア。ソウルに行くと毎回訪れる好きなエリア。

2024年夏にソウルに行った時は、塩パンがブームで特に益善洞(イクソンドン)には塩パンのお店が目立っていた。しかし韓国の流行はすぐに変わるそうだ。私は人気のベーカリーカフェ「Onion」と「ジャヨンド塩パン」で塩パンを食べてみた。

ジャヨンド塩パン(자연도소금빵&자연도가)
ジャヨンド塩パンは、仁川発祥の人気塩パン専門店で、ソウルでも人気の塩パン専門店。益善洞以外にも聖水(ソンス)や狎鴎亭(アックジョン)にも店舗がある。
益善洞店は韓屋村の中にあり、雰囲気が良い。昨年の夏行った時の話。
到着した18時頃は並んでいなかったが、午前中は並ばないと買えない。メニューは4個セット12000KRW(約1,300円)のみ。単品売りはしていないので、最終日に4個パッケージをテイクアウトして食べた。

キオスク(タッチパネルの券売機)は日本語も対応。カードで購入して整理番号を受け取る。
1日6回焼きたてが販売されており、9時・12時半・2時半・3時半・5時・6時半に焼き上がる。時間を少しずれせば今はそんなに並ばなくても買えるかも。

季節のドリンクは隣のカウンターで別会計。7月はパイナップルだった。

テイクアウトの人が多いのでイートインスペースは空いていたが、とにかく暑い!扇風機もおいてあるけど。

紙のパッケージがおしゃれ。フォトジェニックなパイナップルジュースと一緒にいただきます。インスタで人気なのも納得。

バターたっぷりの塩パンは美味しかった。100種類の材料テストと1000回程度のパンを焼くテストを行うことで、最高の味を作り上げたそうだ。和菓子もそうだけどやはり専門店はおいしい。
一人で一度に4個も食べられないので、残りは飛行機の中で食べることにした。飛行機の中でつぶれて冷めた塩パンを食べたが、時間が経つとより塩分が増して出来立てより美味しく感じた。
日本に帰宅してから又、塩パンを食べた。パンはかなりつぶれて油分も少しでてきたけれど、しっかりと塩味がしみ込んで美味しかった。むしろ焼きたてよりも好きかも。
ジャヨンド塩パンは冷めても美味しく頂けるので帰国日のお土産にもおすすめ。

ちなみに、安国駅にある人気のベーカリーカフェ「Cafe Onion 어니언 안국점」でも塩パンを食べた。伝統的な韓屋(ハノク)をリノベーションした広いカフェで雰囲気が良い行列の店。

塩パンは日本のパン屋にもありそうな塩パンで塩分はあまりしない。カフェオニオンのCafe Onionのシグネチャーのパンは甘いパンだから。専門店の「ジャヨンド塩パン」の方が塩分効いてて美味しかった。
店名:자연도소금빵&자연도가 (ジャヨンドソグムパン)
地下鉄1・3・5号線鍾路3街(チョンノサムガ)駅 4番出口 徒歩3分