ソウル3日目の続き。景福宮(キョンボックン 경복궁)の国立民俗博物館にある屋外展示場に来た。その名は「70・80思い出の街」

国立民俗博物館の「70・80思い出の街」70・80 추억의 거리
1970~80年代のソウルの街並みを再現したオープンエアーミュージアム。

理髪店、銭湯、家電など暮らしに根付いた建物から雑貨店、喫茶店など当時暮らしていた人々には懐かしい風景が立ち並ぶ。もちろん、私は当時の韓国は知らないが、日本の昭和時代の商店とどこか似ている。

家庭で使う生活用品を販売する小さな商店。当時の人々の日常が垣間見える再現度の高い展示。

2000年以降に生まれた若者には映画やドラマで見た時代を感じることができて新鮮だろう。まるで過去へタイムスリップしたようなノスタルジックな街並み。
タイムマシーンで行きたい時代のNo.1は昭和時代だそうだ。

理髪店

ソファがレトロな音楽喫茶。DJ(ディスクジョッキー)が流す曲を聞きながらお茶を飲むスタイルの喫茶店。


町の電気屋さん



レトロ好きな私は楽しかった。

国立民俗博物館の屋外展示場「70・80思い出の街」70・80 추억의 거리
最寄り駅3号線「安国」駅

歩いて 仁寺洞(インサドン)まで来た。美術館も行きたかったけれど、もう疲れすぎて歩けない。アンニョンインサドンの韓国レストランで早めの夕食をすることにした。

私の大好きなプルコギ。プルコギの鉄板が小さかったけど、パンチャンと呼ばれる韓国料理の副菜がつくので1人前で女性にはちょうど良いかも。今まで食事したお店のパンチャンはキムチやカクテキが多かったけど、ここはナムルやジャガイモの煮物や小魚もあってパンチャンが美味しかった。

NOUDIT Ikseonでは”Steal the Apple”のPOP UP。
最後に明洞でショッピング。ソウルは深夜までショッピングできるので、毎晩寝るのが遅くなってしまう。
とうとう最終日。 明洞のロッテ百貨店前からバスに乗って仁寺洞の方まで朝食を食べに行った。

「里門ソルロンタン」이문설농탕
1904年創業、100年以上続くソルロンタンの老舗で朝食。
写真だけみると小さなお店に見えるが中へ入ると広い。レジにミシュランガイド2025のステッカーも貼ってあった。

朝9時頃行ったらローカル客も多いが、朝ごはんを食べ終えた日本人の団体ツアー客が出ていくところだった。やはり有名なお店らしい。

注文後にキムチをハサミで切っていると、すぐに温かいソルロンタンが運ばれてきた。

ご飯とそうめんが入っていて柔らかいスライス肉が美味しい。スープはコクがあるがさっぱりしていてちょうど良い。ネギを入れてお好みで塩、胡椒で味を調えると美味しかった。今までソウルでは安国で行列のできるバーカリーカフェやギリシャヨーグルトとグラノーラを食べていたが、朝食はソルロンタンで決まり!って思った。

韓国の書店へ。この日は永豊文庫 鍾路本店へ行った。日本の温泉ガイド本もあるのね。

無印良品でキムチの缶詰が売ってる。

雑誌コーナーは縮小されてあまりない。ファッション誌はK-POPアーティストがモデルを務めることが多い。

もう1件、明洞の書店へ

韓国の本は表紙のイラストが可愛くて好き。料理本も買いたかったがスキンケア商品であまりにスーツケースが重くなったので断念。

最終日も明洞のFRUITHAEでスイカジュースを飲んだ。本当にこれは甘くておいしい!

ロイヤルパークホテルから徒歩3分のウェスティンホテルのバス停から仁川空港行きのエアポートバスに乗り空港へ向かった。支払いはT-moneyカードで18,000ウォン。

3泊4日はあっという間に過ぎてしまう。韓国は近いのでまたすぐにソウルに来ることだろう。

旅の最後にTXT (TOMORROW_X_TOGETHER)の ‘LO$ER=LO♡ER’ のMVを観ながら短い旅の振り返り。古い曲だけど、この曲とMVのストーリーが好き。
本当はもっと行きたいロケ地があったが歩き疲れてあきらめた。もう若くないから無理はしないで自分の体を大事にしようと思う。

明洞から仁川空港第1ターミナルまでの所要時間は75分。ソウル駅から特急という手段もあるが、韓国の地下鉄はエスカレーターがあまりなく重いスーツケースを持っていると大変。やはりバスが楽。

空港の免税店で香水を買って、DUNKINドーナツでピリ辛チキンのラップサンドを食べた。

午後3:45発のアシアナ航空で成田空港まで2時間30分。夕方のフライトは羽田行きがないので仕方がない。

エアバスA330-300。この小さいモニターと画像、15年ぶり?位に見た。すごく古い機材でUSBもないので機内で充電もできない。行きは機内wifiにアクセスしてiPhoneでフライトMapを見たのに。

2時間30分のフライトでも軽食が出る。メニューは焼きそばとヨーグルトとおやつはフィナンシェ。機内食には必ずコチュジャンがついてくる。

久しぶりに大好きなバンコクにも行きたいけれど、おそらく次の旅行先もソウルだと思う。しばらく韓国ブームはつづく…
안녕(アンニョン)