昭和レトロな伊香保温泉で湯めぐり<前編>

すっかり温泉好きになった私。今月はノスタルジックな温泉街、群馬県の伊香保温泉と四万温泉へ1泊2日の一人旅。今回の旅のテーマは湯めぐりと昭和レトロ探訪。
伊香保温泉は東京から約2時間30分とアクセスが良く、関東から日帰りで行ける気軽な温泉として、草津温泉と並び群馬を代表する観光地となっている。
朝、バスタ新宿から草津行の高速バス「上州ゆめぐり号」へ乗りこむと、若い女性客とカップルが多いので少々驚いた。平日だというのにバスは1号車~3号車まで3台同時出発。
途中、高坂サービスエリアで20分休憩し、定刻通り約2時間半で伊香保温泉のバス亭に到着。伊香保で降りたのは私だけだったので皆、草津まで行くようだ。

まず、本日宿泊のホテル天坊で荷物を預けて、伊香保温泉石段街まで歩く。
ホテル内にお食事処、6種類の温泉、プールがある大型ホテルだ。
今回のホテルは湯めぐり重視と値ごろ感で選んだ。

石段街へ向かう途中の公園

石段街の前にあるに「茶屋たまき」で軽く食事をした。
彩りたまきセット990円
5つの味のお餅、リンゴジェラード、ほうじ茶のセット。

伊香保温泉のシンボル「石段」。ゆるキャラの石段くんがお出迎え。
石段の真ん中を温泉が流れ、伊香保神社までの総段数は365段ある。
今日は4月並みの暖かい陽気。

伊香保温泉には、お風呂に浮かべる黄色いあひるちゃんがいっぱい。

階段の途中にある日帰り入浴施設「石段の湯」は源泉掛け流しの「黄金の湯」。
露天風呂はない。(タオルは有料)

石段の両側には、お土産屋さんや飲食店が軒を連ね温泉風情を楽しめる。
群馬名物、人気の石段玉こんにゃくを食べてみた。
味付け玉こんにゃくは思った以上に美味しい。ぜひ食べてみて。

伊香保温泉は射的屋が沢山あり、昭和の温泉街らしさをキープしている。
風情のある温泉街というより、昭和ノスタルジーが売りの温泉街。
「懐かし屋」には昭和のレトロな看板などが至る所にディスプレイされている。

石段をのぼると見えてくる歌人・与謝野晶子の詩。
石段の途中に足湯もある。

千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)の「やまのは」はセンスの良い群馬みやげと雑貨、本が並ぶお店。人気の水沢うどん「大澤屋」の上にある。

かわいいこけしとダルマ、群馬の上毛かるたも売っていた。
最近インスタでもよく見かけるモダンでかわいい近代こけしが好きなので、伊香保温泉のお土産に浴衣を着たこけしを購入した。沖いづみさん作 2,750円(1つ)
店主もフレンドリーで良い方だった。

宝永年間創業の宿、横手館。歴史ある古い木造建築の旅館はいいね。

石段一番上の伊香保神社が見えてきた。

その階段の手前にご当地マンホール発見。
群馬県渋川市は、2020年からマンガ「頭文字D(イニシャル ディー)」とコラボレーションしていてマンホールは全7種。「頭文字D」はタイトルしか知らないけど、漫画の舞台が渋川市らしい。


石段365段を上れば、伊香保神社。
伊香保神社の御利益:縁結び、安産子育て、家内安全、病気平癒など。
実は15年以上前の若い頃、ここで縁結び祈願をしたことがある思い出の神社。その後、すぐに出会いがあり縁結びのご利益があったので、当時の感謝をのべてお礼参りをした。(今頃何を言ってんだか…)
御朱印欲しかったけれど、社務所は土日祝日しか開いていなかった。


伊香保神社から10分位歩くと、山の奥に共同の露天風呂があるので、そこでちょっと入浴しよっと。

伊香保露天風呂に向かう山道は、まるで昭和時代へタイムスリップするように、営業しているかどうかわからない古~い商店がいくつかあった。この写真の昭和らしさプンプンの古い土産屋は営業していなかったが、ガラス越しに中をのぞいてびっくり。まるで昭和50年頃?1970年代から時が止まったかのような店内が衝撃的だった。
先ほどの射的屋「懐かし屋」のような昭和の看板ディスプレイのセットとはどこか違う昭和の臭いがする。

伊香保の豊かな自然の中にある河鹿橋(かじかばし)
秋は紅葉スポットとなる。
この辺りは雪が結構残っていて、茶屋も冬季休業していた。

伊香保温泉の「黄金の湯」の源泉を飲用できるスポット。
旅行前に伊香保温泉に行った人のブログを見たら、温泉は鉄の味ですごくまずいと書いてあったので飲まなかった。
このすぐ先の伊香保露天風呂で入浴するはずが、工事のため3月8日まで臨時休業だった。残念…
ここで折り返して、石段を下りながらまた写真撮影を楽しみ、カフェでお茶した。

◆渋川伊香保温泉観光情報

昭和レトロな伊香保温泉♨で湯めぐり<後編>と「四万温泉」へつづく…


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