アートな島旅 直島② Valley Gallery&Benesse House Museum

瀬戸内国際芸術祭2022開催中の直島旅行2日目。
ベネッセハウスパークで早朝、目が覚めると天気予報通りの大雨。晴れ女の私がこんな雨なんてありえない…と思っていたら、朝食を食べたあと雨があがった。

ベネッセ内にあるテラスレストランでの朝食はコロナ感染拡大防止のため、ビュッフェスタイルは中止しており、アメリカンブレックファーストだった。

ベネッセハウスパークにある、杉本博司 硝子の茶室「聞鳥庵」-Mondorian
Mondorian by Hiroshi Sugimoto at Benesse House

午前中はベネッセハウスミュージアムと2022年にオープンしたヴァレーギャラリーでアート鑑賞。ベネッセ宿泊者は鑑賞料金は無料。朝9時頃、シャトルバスに乗りベネッセハウスミュージアムへ行った。

ベネッセハウスミュージアム Benesse House Museum

ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計ならでは。

Bruce Nauman「100生きて死ね」 1984年

とてもインパクトに残る作品で好き。

安田侃「天秘」1996年
インスタで医師の上に座っている写真をよく見たけど、午前10時前だったので中には入れなかった。

リチャード・ロング「十五夜の石の円」1997年
アート作品も好きだけど、背景に広がる瀬戸内の海がきれいで作品がより際立つ。関東人の私には感動的な景色。

杉本博司「タイム・エクスポーズド」1980-97年

ベネッセハウス ミュージアムは、自然とアートと建築が融合するミュージアムだった。前回の私の直島旅行は高松から日帰りだったので、地中美術館しか観る時間がなかった。地中美術館も建築、作品共にすごく良かったけど、ベネッセハウス ミュージアムの作品もやっと観ることができて満足。

ベネッセハウスミュージアムから数分歩いて、2022年3月にオープンした新しい「ヴァレーギャラリー」へ。安藤忠雄の9つ目の建築、草間彌生、小沢剛の作品が屋外に展示されている。
こちらもベネッセハウスのチェックイン時に鑑賞招待券をもらえる。

草間彌生「ナルシスの庭」Yayoi Kusama, Narcissus Garden 1966/2022 in Valley Gallery

Valley Gallery

ミラーボールは風に吹かれて時折ゆるやかに水面の上をすべる。見る時によって景色が変わるだろう。


続いて、向かいにある李禹煥美術館(Lee Ufan Museum)へ。
ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。

海と山に囲まれた谷間に、ひっそりと位置する美術館。ステンレスの板を組み合わせた巨大なアーチが印象的。天気が良ければもっときれいに写真撮れるんだろうな。

ミュージアムからベネッセハウスパークまでは下り坂なので、海を見なが歩いて戻った。

Benesse Park

ベネッセハウス ミュージアムの海側には屋外作品が点在する。海が眼前に広がりきれい。

シーサイドギャラリー
海が眼前に広がる安藤忠雄設計のギャラリー。

草間彌生「南瓜」1994年 ※展示中止。
左は現在。右は2020年の写真。
直島のシンボルである黄色いカボチャは、2021年の台風で破損してからまだ修復されていなかった。

Benesse House Park Hotel

ベネッセハウスの無料シャトルにちょうど良い時間がなかったので、つつじ荘から町営バスに乗って直島宮浦港へ。午後は犬島へ移動する。

12:10発の高速船で犬島へ。
チケット売り場は高速船乗り場の手前にブースがある。犬島まで片道1,880円
高松→直島の高速船と違って、かなり小さな船なので季節によって満席になるので注意。
犬島編に続く..

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