アンダルシアのバス旅、地中海リゾートのネルハヘ

4月に行ったスペイン、アンダルシア地方の女一人旅のつづき。
名残惜しいグラナダを後にして大雨の中、朝9時のバスで地中海沿いの街、Nerja(ネルハ)へ向かった。
Granada 9:00 am → Nerja 10:50 am(1時間50分)€10.89
チケットはグラナダバスステーションのALSAのカウンターで購入。

電光掲示板に9:00 am出発のバスは複数表示があるが、なぜかNERJA行きの表示がなくて、乗り場が分からなかった。
係の人に聞いてバス停に行ったが、出発5分前になってもバスはおろか、待っている乗客もいない。これは乗り場が違うと焦って、近くでおしゃべりしているドライバー達にチケットを見せて聞いたら、16番あっちだよ、と言われ16番乗り場へ走った。

バスの行先(紙)を見ると”Torre Del Mar”と書いてある。
目の前のドライバーにチケットを見せるとトランクを開けてくれたのでスーツケースを積みバスに乗り込んだ。その1分後にバスは出発した(汗)

そこでようやく、”Nerja“行きというバスはなくて、”Torre Del Mar”行きしかないことに気が付いた。スペイン出発前にネットでもこの情報はどこにもなかったので、ネルハが終点だと思い込んでいた。
個人旅行の味方、地球の歩き方「マドリードとアンダルシア」でもネルハのページはたったの2ページ。ネルハへのアクセスはALSAバスでグラナダからの所要時間と値段しか書いてない。

ALSAバスはエコノミーバスでもフリーWiFi装備。
バスの中で早速、”Torre Del Mar”ってどこよ?とネットで検索。
Torre Del Marは目的地ネルハより少し先のマラガへ行く途中の海岸沿いにあった。
私は勝手にネルハ行きがあると思い込んでいたが、トレ・デル・マール行きの途中だったのだ。しかもネルハに到着するまでの間、複数のバス停に停まるので、バスが停車するたびに「ここはどこだ?ネルハか?」と窓の外を見て確認する余裕のなさ。

ネルハに向かう道路は高速道路をおりると、神奈川から熱海へ向かう海沿いの国道にどこか似ていて山の上のカーブから海が見える。
カーブが多いけど、高速道路を降りたら動画撮影スタンバイです。

グラナダでは昨晩から大雨でネルハの天気予報も雨だったが、ネルハに近づくにつれて雨も上がって晴れてきた! やっぱり私って晴れ女。
コスタデルソル(太陽海岸)と呼ばれる海岸沿いの美しい景色が楽しいバス旅だった。このバスルートはまた乗りたい!

2時間かからずにネルハのバスステーションに到着。
バスが到着してもアナウンスやバス停の表示はないので、ネルハだと気が付かずバスに乗っていたら、ドライバーが「Nerja!」と声をかけてくれてここがネルハだと気づく。
海外一人旅歴20年の私。いつも分からない時は人に聞けば何とかなるさ、で乗り切ってきた私もアンダルシア地方のバスでは不明なことが多くて、事前にもっとネットで情報収集していれば良かったと思った。マドリッドと違い英語表示も少なくなってくるし。

Nerja(ネルハ)
地中海と山に囲まれた岩場の上にある小さなリゾート地ネルハ。日本人には全く馴染みのない街だが、スペイン国内では、マドリードのプラド美術館、グラナダのアルハンブラ宮殿に次ぐ有数の観光地となっているそうだ。
ネルハのバスステーションからホテルのある海辺のバルコン・デ・ヨーロッパまで石畳の道を歩く。

商店や観光地らしいお土産屋が立ち並ぶ通りを15分以上歩くと、ヨーロッパのバルコニーと呼ばれる展望台、Balcon De Europa(バルコン・デ・ヨーロッパ)のある広場に到着した。

角を曲がった瞬間、この景色にテンションがあがった! 奥は紺碧の地中海。ついに南スペイン、コスタ・デル・ソルに来た~。
バルコニーへ続く南国情緒あふれるヤシの木の遊歩道を見て一気にリゾート気分になった。

海だけでなく、連なる山もある風景が好き。4月なのでビーチで泳いでいる人は殆どいない。気温は日本と同じ位でちょうど良い気候だ。

180℃の眺望が広がるバルコン・デ・ヨーロッパ Balcon de Europa

海でバイオリンを弾く女性がいた。モリコーネの映画音楽のような哀愁のあるバイオリンの音色が美しく、紺碧の地中海とマッチして思わずウルっと感動してしまった。

フリヒリアナ行きのバスの起点となるためネルハに1泊したのだが、高台にあるため写真で想像していたより景色も良くてワクワクした。出発前に殆ど情報がなく、あまり期待していなかった分余計に。
アンダルシアの旅で一番気に入った街はグラナダなんだけど、ネルハのバルコン・デ・ヨーロッパにいる間、気分が高揚してとてもハッピーな気分になった。私にとってここはパワースポットらしい。昨日までの旅の疲れも一気に吹っ飛んで癒された。

周辺にはカフェやレストランが多く、スペインとヨーロッパからのグループで賑わっている。アジア人は見たところ私しかいない、そして一人旅の人もいないようだ。

中心地の教会のすぐそばにあるホテルにスーツケースを預けてまずはランチを食べよう。


Cafeteria CAVANAのテラス席でスペインオムレツとクロケッツ(スペインのコロッケ)を食べた。スペインのクロケッツは期待値が高かったためか普通だった。

 

ネルハで宿泊したホテル。PUERTA del MAL(プエルタ・デル・マル)

バルコン・デ・ヨーロッパのそばにあり、ビーチまで100mとロケーションが良い。スタッフも親切で、賑やかな場所にあるので夜遅く飲食店から帰宅しても安心。バスルームも広くてお部屋もフリーWiFiあり。

屋上にはプールや広いテラスがあり教会や海が見えてリラックスできた。

海とは反対側のテラスからは小学校や山も見える。

ランチ後はスぺインで最も美しい村に選ばれたことのあるフリヒリアナへ行った。
ネルハから5km、高台にある真っ白くてかわいい村。
バスステーションからローカルバスで約20分。(€1.30)
バスは1時間に1本、所要時間は20分。タクシーで約10分(€13)

バスの時刻表を聞いたらホテルの人がプリントしてくれた。バス停に「フリヒリアナ」と書いてないので、バスが停車していないとどこがフリヒリアナ行きのバス乗り場が分からなかった。時間になってもそれらしいバスが来ないので、タクシーで行った。

Frigiliana(フリヒリアナ)

フリヒリアナは小さな観光村で2時間位あれば旧市街を歩きまわれる。フリヒリアナにはかわいいプチホテルがあるが、村なのでレストランやバーも少なく、観光客が帰った夜20時頃にはお店も閉まってしまう。
ネルハの海のそばに泊まって午後フリヒリアナに行くのが良いかも。

フリヒリアナからネルハに戻るバスからの車窓は海を見下ろせてきれい!

夜のバルコン・デ・ヨーロッパ。4月下旬なので夜9時半頃まで明るい。
ディナーの時間までホテル周辺を散歩。

シーズンオフなので静かなリゾート地だ。

ホテルのすぐ近くにあるスペイン料理レストラン、Meson de Antonioでディナー。
スペインのディナータイムが始まる8時頃入ったのでテラス席に座れた。9時には満席だったので人気レストランのようだ。
観光客が多い場所なので店員もすごくフレンドリーで英語も通じた。

メニューはスペイン語だが写真付きなのでありがたい。

私はお酒が弱いのでサングリアのみ。
お通しのオリーブの塩漬けはすごくしょっぱいけど美味しい。
Brocheta Pescade(ブロチェタ ペスカァド)という白身魚と野菜の串焼きがすごくおいしかった。
それにしてもスペイン人は皆、昼間から深夜1時頃までずーっとお酒を飲んでいるなぁ。

スペイン料理の前菜は塩分多めだし、オリーブオイルが美味しいためかピクルスがすごく美味しくて私好み。今までオリーブは好んで食べなかったけれど、帰国してからオリーブオイルとオリーブが好きになった。
スペイン滞在中オリーブは毎日でてくるが、ここのアントニオのオリーブが一番美味しかった。住所はCalle Diputacion Provincial 18。

ディナーのあとは、レストランのある通りをあてもなくぶらり散歩。


夜10時頃にホテルに戻ろうとすると、ネルハでもSemana Santa(カトリックの復活祭)のパレードが始まった。ホテルの前の通りが規制されてホテルに戻れず、しばし立ち往生。


翌日マラガヘバスで向かった。チケットは前日にバス乗り場のALSAのキオスクで購入しておいた。
ネルハ→マラガ バスで90分 €4.58
ネルハからマラガ行きのバスの本数は多い。バスにはMALAGAと書いてある。
13:15発のバスに乗ったら乗客はなんと私だけ! このバスでもフリーwifiが利用できる。

マラガ行きのバスの車窓は海沿いを走り爽快!
このバスを往復するだけでも車窓を楽しめる。
バスは途中、例の”Torre Del Mar”というリゾート地に停車して、マラガの観覧車の前のマリーナ広場前に着く。

マラガに続く…

 


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